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【カップル・夫婦向け】地元民が選ぶ宮崎県のおすすめデートスポット

パートナーとのデートの予定、おうちデートもいいけれど、お出かけデートも楽しみたいですよね。

しかし、お出かけデートとは言っても、どこへ行こうか迷われる方も多いかと思います。

そこで今回は、地元民の私が宮崎県のおすすめデートスポットを紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

【カップル・夫婦向け】地元民が選ぶ宮崎県のおすすめデートスポット

早速ご紹介していきます。

 

宮崎市

青島神社

まず訪れたいは、宮崎の定番パワースポット「青島神社」(あおしまじんじゃ)です。宮崎市街地から車で約25分のところにあります。

神話「海幸彦・山幸彦」の舞台であり、縁結び・安産・航海安全の神様として親しまれています。

景色が美しく、宮崎の自然の豊かさを満喫することができます。毎年2月、プロ野球のジャイアンツが必勝祈願に訪れる神社としても有名です。

海岸に着くと、青い海、そして「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇岩が一面に広がります。これは、海中の地層が隆起し、長年の波の浸食によって凹凸状態となって、まるで巨大な洗濯板のように見えることからこのように呼ばれ、国の天然記念物に指定されています。

海岸から橋を歩いて島に渡ると、周囲1.5kmの島全体が青島神社の境内です。

ヤシ科のビロウ樹約5,000本をはじめ、珍しい熱帯・亜熱帯植物が群生していてまるでジャングルのような雰囲気。「ここが神社?」と思うほどです。なお、この群生地は、国の特別天然記念物に指定されています。

絵馬がかけられたトンネル「祈りの古道」をくぐると、古からの祭祀の場所、元宮があります。参拝後は、寄り添ってそびえる「夫婦ビロウ」に願い事の色のこよりを結んだり、土器のさらに願いを込めて投げ入れたり、幸福を願いながらゆっくり散策できます。

所在地 宮崎県宮崎市青島2丁目13番1号
詳細 https://aoshima-jinja.jp/

 

 

堀切峠

宮崎の象徴のような景色が広がるのが「堀切峠」(ほりきりとうげ)です。宮崎市街地から車で約30分、日南海岸国定公園内に位置します。

山間から海岸沿いに出た瞬間、広く青い空と、光り輝く太平洋が目に飛び込んでくる絶景が広がり、思わず感嘆の声が上がるでしょう。何度訪れても、思わず「わ!」と言ってしまう光景です。

道路沿いには南国を象徴するワシントニアパームの樹が並び、雰囲気を盛り上げてくれます。ぜひ「道の駅フェニックス」に車を止めてこの自然を独り占めしてください。道の駅には標高50mの展望台もあり、さらに絶景を広く望むことができます。また、ソフトクリーム、物産販売所も人気です。

どの季節に出かけても美しい風景に出会えるスポットで、春のヤマザクラ、夏のハマユウも美しいのですが、何といっても冬に斜面一面を赤く染めるポインセチアは他に類を見ない光景です。

また、海と太陽の美しさを堪能したい方には日の出の頃がおすすめ。特に、元旦は初日の出を見に来る人で賑わいます。

所在地 宮崎県宮崎市大字折生迫
詳細 https://www.miyazaki-city.tourism.or.jp/spot/10006

 

 

日南市

サンメッセ日南

日南海岸を南下すると、レジャー施設「サンメッセ日南」があります。

雄大な太平洋の景色が望むことができるほか、小高い丘の上にある「モアイ像」、世界の蝶・昆虫を展示する「世界昆虫館」、海と空に向かって飛んでゆきそうなブランコなど、広大な園内にはお楽しみがいっぱいです。レンタルカートで巡ることもできます。

地元の人に尋ねると「サンメッセ日南はモアイ像しかないよ~」と言う人がいますが、そのモアイ像こそ、素晴らしいのです!このモアイ像は、イースター島の長老会から世界で初めてモアイを復刻する許可を得たもので、完全復刻している7体のモアイ像(アフ・アキビ)があるのは、世界でここだけです。

モアイ像建立は、かつて荒廃していたイースター島のモアイ像15体を、日本チームが修復に貢献したことへの奉仕と友情へ対して実現したものです。

モアイ像は、左から、仕事運・健康運・恋愛運・地球の平和(夢叶う)・結婚運・金運・学力運というジンクスがあり、触れると願いが叶うと言われています。

サンメッセ日南も、元旦の初日の出スポットとして人気があります。

所在地 宮崎県日南市大字宮浦2650
詳細 https://www.sun-messe.co.jp/

 

 

鵜戸神宮

日南海岸をさらに南下すると、南九州を代表する神宮「鵜戸神宮」(うどじんぐう)があります。

色鮮やかな朱塗りの御本殿は洞窟内に鎮座しており、神秘的な雰囲気の洞窟内には「お乳岩」や「お乳水」と呼ばれるパワースポットがあり、安産・育児・縁結びなどの御利益があるとされています。

この神社がデートスポットとして人気の理由の一つが、「運玉投げ」神事です。本殿前から海を望むと、約12m先に「亀石」と呼ばれる亀の形をした大きな岩があります。甲羅部分にあたる所にくぼみがあり、そこへ向かって、素焼きの小さな玉「運玉」を、男性は左手、女性は右手で願いを込めて投げ、上手くは入れば願いが叶うと言われています。ご家族やカップル、友人、一人で投げてもかなりテンションが上がるのでおすすめです。

元旦の初日の出スポットとしても人気で、例年、初詣を兼ねて多くの参拝客で賑わいます。

所在地 宮崎県日南市宮浦3232
詳細 https://www.udojingu.or.jp/

 

 

串間市

都井岬

日南海岸国定公園の最南端に位置するのが「都井岬」(といみさき)です。

都井岬といえば、550ヘクタールの広大なエリアに、日本の在来馬の一種「御崎馬(みさきうま)」が生息していることで有名です。現在、約100頭が24時間365日屋外で暮らしています。

江戸時代に高鍋藩が放牧したのが始まりで、国の天然記念物に指定されています。毎年4~5月にかけては、春駒(はるこま)と呼ばれる子馬が産まれます。

野生馬ガイドの解説付きで馬を観察できるコースもおすすめです。エリアに入ったとたんに馬と遭遇することが多いので、乗用車は徐行運転を心がけましょう。

岬の先端に建つ白亜の「都井岬灯台」は九州で唯一内部を見学でき、緑豊かな山々日向灘を一望できます。灯台の展望所に上ると、海をぐるりと400度ほど見渡すことができます。

​​そのほか、都井岬観光交流館PAKALAPAKA、野生馬ガイドサービス、宿泊施設(国民宿舎)、御崎神社などがあり、ゆっくり時間を過ごすことができます。

また、毎年夏に催される「都井岬火まつり」は、この地域の大蛇伝説にちなんだもので、高さ約30mの柱の頂上めがけて松明を投げ上げる勇壮なお祭りです。

さらに、海の向こうにある、鹿児島県の​​内之浦や種子島でロケット発射が行われる際は、天候が良ければ都井岬からも観察できます。

所在地 宮崎県串間市大納
詳細 https://kushima-city.jp/toi/

 

 

高千穂町

高千穂峡

宮崎で一番の観光スポット「高千穂峡」(たかちほきょう)です。

日本誕生の神話、天孫降臨の地と伝わる場所のひとつであり、宮崎県の北西の端に位置しています。

太古の昔、阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が冷えて固まったことによって柱状節理が形成され、深く美しい渓谷が出来あがりました。

現地にいると「阿蘇山って遠いのに、ここまで影響したの?」と自然の雄大さと、ある種の恐ろしさを感じずにはいられません。断崖は、高いところで100m、平均80mあり、東西に約7キロにわたって続いています。

五箇瀬川峡谷として国の名勝・天然記念物に、祖母傾国定公園の一部に指定されています。

高千穂峡といえば、貸しボートと滝は外せません。天候が良ければ、ぜひ貸しボートを利用しましょう。落差17mの名瀑「真名井の滝」(日本の滝百選)の近くまで行くことができ、柱状節理の迫力をより身近に感じることができます。

その他、高千穂の伝説に残る鬼八が投げたという鬼八の力石など、神話と伝説に所縁のあるスポットが数多く存在しています。周囲の遊歩道もゆっくり散策してみてください。

所在地 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井御塩井
詳細 https://takachiho-kanko.info/sightseeing/18/

 

 

高千穂神社

高千穂峡のすぐそばに位置するのが、縁結びの神様として有名な「高千穂神社」(たかちほじんじゃ)です。

約1900年前に創建され、高千穂八十八社の総社として崇拝を集めています。本殿と社宝「鉄造狛犬」は国の重要文化財に指定されています。

境内には、2本の杉の木がひとつになった巨杉「夫婦杉」(めおとすぎ)」があり、パートナーと手をつないで周囲を3周すると幸せになると言われています。良縁成就、夫婦円満、子孫繁栄などのご利益があるとされています。

また、本殿横の神楽殿では、毎日午後8時から1時間、「高千穂神楽」が披露されます。通常だと、冬にしか行われず、最初から最後まで見るのに一晩かかる神楽33番の中から、「手力雄(たぢからお)の舞」「鈿女(うずめ)の舞」など代表的な4番を披露してくれるので、神楽のさわりを知るにはとてもありがたい上演です。

所在地 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1037
詳細 https://takachiho-kanko.info/sightseeing/5/

 

 

西都市

西都原古墳群

宮崎市街地から車で約50分、宮崎県のほぼ中央に「西都原古墳群」(さいとばるこふんぐん)があります。

日本最大級の古墳群で、東西約2.6km、南北約4.2kmの広大なエリアに300余基の古墳が点在しており、一帯は公園として整備されています。

西都原古墳群に行く絶好の季節は、なんといっても春!一面の菜の花と、それを取り巻くソメイヨシノの光景が圧巻です。また夏にはひまわり、秋にはコスモスが咲き誇ります。

古墳に興味のある方は、毎年11月の「古墳まつり」で年に一度特別参拝がある、横穴式石室をもつ円墳「鬼の窟」を見学してみてはいかがでしょう。

また、「西都原考古博物館」は広大な古墳群全体を展示物と捉えたフィールドミュージアムで、国宝「金銅馬具類」と重要文化財「埴輪子持家・埴輪船」のレプリカなど貴重な考古資料などが展示されています。VRゴーグルでバーチャル世界の西都原を体験することもできます。ミュージアムショップもあり、書籍、ユニークなハニワグッズ、手作り勾玉アクセサリーなど、オリジナル商品も多数です。

また、西都原ガイダンスセンター「このはな館」には、地場産品の販売やレストランもあります。

所在地 宮崎県西都市大字三宅西都原
詳細 https://mppf.or.jp/saito/

 

 

西米良村

西米良温泉ゆた~と

宮崎市街地から車で約2時間、宮崎県の中西部の山奥に位置する西米良村の中心に位置するのが「西米良温泉(にしめらおんせん)ゆた~と」です。

まるで日本昔話にでてくるような穏やかな田舎でありつつ、山奥に現れた活気ある桃源郷とも言える場所です。

温泉は、「美人の湯」として知られ、しっとりとしたお湯に入ると肌がつるつるすべすべになると人気です(ナトリウム炭酸水素塩温泉)。

掃除の行き届いた浴槽は、村の方々が“自分たちのお風呂”という誇りをもち、持ち回りでしっかり清掃されているそうで、愛情が注がれた施設であることがわかります。

お食事処では、名物・西米良サーモンのお刺身や押し寿司、地元の旬の野菜や天然鮎、猪、鹿などを使った郷土料理を楽しめます。

地場産品販売コーナーでは、西米良の特産品の柚子を使った柚子胡椒や煮しめなどの加工品を入手することができます。

尚、隣にはコテージに宿泊できる「カリコボーズの宿(旧:双子キャンプ村)」があり、宿泊客は温泉を使用できます。

また、目の前に流れる一ツ瀬川は雄大な清流で、眺めているだけでも癒されます。

ちなみに、「カリコボーズ」とは、村の人に愛されている、村の精霊・守り神の名前です。見たことはないけれど、山や川にいて「ホイホイ」と鳴き、そのカリコボーズが湯舟に入ったあとは油が浮いている・・・と、温泉に入っている時に地元のお母さんが教えてくれました。村のイメージキャラクター「ホイホイくん」は、このカリコボーズをモチーフにしたものです。様々なグッズがあるのでぜひ手にしてみてください。

村の方々の心温かさとふれあえるのも魅力のひとつなので、ぜひ施設の方との会話も楽しんでみてください。

所在地 宮崎県児湯郡西米良村大字村所260-6
詳細 http://www.yutato.com/

 

 

えびの市

えびの高原

宮崎県の南西部・えびの市に、標高1,200mの「えびの高原」が広がっています。霧島錦江湾国立公園にあり、鹿児島との県境に位置しています。

火山が作り出した景観を楽しむことができるエリアです。

ぜひおすすめしたいのは、秋のススキの群生が広がる光景です。韓国岳のすそ野に広がる平原で見渡すと、一面を埋め尽くすススキが美しく、まるで映画のワンシーンのようです。春から夏にかけて咲く天然記念物のノカイドウ、鮮やかなピンク色のミヤマキリシマ、秋の紅葉、冬の樹氷も見どころです。

また、エリアには様々な施設があります。

「えびのエコミュージアムセンター」には、写真や映像、ジオラマなどでえびの高原の豊かな自然を紹介するほか、池めぐりやハイキングなど高原を楽しむためのさまざまな情報なども提供されています。

県営の宿泊施設「えびの高原ホテル」には天然温泉、レストランもあり、ゆっくりしたい方におすすめです。「足湯の駅 えびの高原」には足湯があり、24時間利用できます。

ぜひゆっくりと時間を作って訪ねてほしいスポットです。

※霧島山(新燃岳・硫黄山)の火山活動に伴い、霧島山周辺の道路、登山道の一部が立入禁止となることがあります。事前に最新の情報をご確認ください。

所在地 宮崎県えびの市末永1495-5
詳細 https://ebino-kankou.com/taxo_areaguide/ebino-plateau

 

 

まとめ:宮崎県の自然豊かなデートスポットで心豊かな時間をつくろう

宮崎県内のデートスポットは自然いっぱいの場所が多いのが特長です。

同じ景色を見て、同じ体験をして、一緒においしいものを食べれば、きっと素敵な思い出が増えると思います!

ぜひ宮崎を楽しんでください。

 

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