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婚姻届で気を付けるコト・流れ

プロポーズを受け、晴れて結婚することになったら、婚姻届を役所に出す必要があります。

プロポーズで、「はい」と返事をしても、それはただの口約束です。

この口約束を公式なものにするのが婚姻届の役割です。

婚姻届の記入や提出は意外と厄介なことも多いため、実際に婚姻届を提出した際の私の感想なども含めて、流れに沿って気を付けることなどを共有します。

参考にしてください。

先んじて、地域や地区によって、多少記載とは異なることがありますので、ご了承ください。

 

 

婚姻届で気を付けるコト・流れ

では、婚姻届の流れを一通り記載していきます。

 

提出物に必要なモノの準備

まず、婚姻届だけを書いて提出しても受理されません。

婚姻届とともにいくつか準備して提出しなければならないものがあります。

それが、

・婚姻届(一応記載しておきます)

・戸籍謄本

・身分証明証

です。

婚姻届はネットでも婚姻届のテンプレートが売っていたり、結婚情報誌に付録でついていたり、役所でももらえることができます。

役所でもらえるものはいわゆる普通のシンプルなものになりますので、それが嫌であれば、ネットなどでお気に入りの婚姻届のテンプレートを購入するのが良いでしょう。

ネットでも有料のものではなく、無料ダウンロードできるものも非常に多くあるので、そんなにこだわりがなければ、無料ダウンロードのテンプレートで十分ではないか、と感じます。

婚姻届は、練習や書き損じなどに備えて、5枚程度は持っておいた方が安心できます。

次に戸籍謄本ですが、こちらは本籍のある役所から取り寄せる必要があります。

本籍は実家の住所になっていることが多いので、実家のある役所が該当するのがほとんどです。

住民票の住所を現住所に移していても、それは本籍とは異なるので注意してください。

私の場合は、前述したように実家が本籍になっていたので、家族にお願いして取り寄せました。

私のように実家に今住んでいないケースも多いと思います。

そんな時は、本人でなくても家族であれば、戸籍謄本は取れるので、家族に取りに行ってもらうのが一番早いです。

直接、本籍のある役所に電話で要件を伝えて、郵送してもらうことも可能ですが、本人確認やその他諸々を電話で行うとかなり時間がかかるかもしれません。

可能であれば、実家に住んでいる家族にお願いして、役所に取りに行ってもらい、郵送してもらう。または、郵送ではなく、結婚の顔合わせのタイミングなどで直接会う際に、持ってきてもらうなどが良いでしょう。

私の場合は、後者で、顔合わせの時に持ってきてもらいました。

最後に、身分証明証です。

これは、運転免許証や健康保険証などを提示できれば、特段問題ないので、忘れないように持っていきましょう。

 

婚姻届の記入

これについて、わからない人が多いのではないでしょうか。

ただ、現代は便利な時代でネットで検索をかければ記入例が山ほど出てくるので、それを参考に記載してください。

実際、書いてみると、そんなに難しいことはないです。

・住所や本籍の番地や号などを省略しない

・証人の方に直筆で署名をもらう

・生年月日などは、西暦ではなく、和暦で書く

などを注意すれば、すんなり書けます。

もし、不安であれば、婚姻届を提出したい日の前に一度、役所に行き、この記入で大丈夫かを確認しに行くのもアリです。

実際、私は確認しに行きました(笑)

自分たちだけで完結できない部分が「証人の署名」です。

これは、証人になる人自身に記入してもらう必要があります。

そのため、婚姻届を提出する前に証人とは面会する時間を設けて記入してもらってください。

私の場合は、それぞれのご両親に証人になってもらったので、顔合わせの際に記入してもらいました。

証人は家族以外でも構いませんので、とても仲の良い先輩や恋のキューピット的な人がいれば、その人でも構いません。

とにかく、2名に証人になってもらう必要があります。

ここの証人に署名してもらう際のワンポイントアドバイスです。

できれば、婚姻届1枚だけではなく、2~3枚に署名をもらってください。

完璧に記入したミスのない婚姻届であれば、1枚だけに記入してもらっても良いですが、役所に出しに行った際に、万が一記入ミスや不備があり、その婚姻届が書き直しになったら?と考えましょう。

その場合、また証人に署名をもらいに行く必要があります。

そのため、できれば、最低2枚は署名しておいてもらえると何かあった際に、リカバリーが効きます。

 

婚姻届の提出日決め

これは、婚姻届を書く前に決めてももちろんOKです。

婚姻届の提出日は、特に決まりはないです。

縁起のいい日、2人の記念日、祝日など特に指定はなく、2人で自由に決めることができます。

役所の受付が空いている平日だと、おめでとうございます!と受付の人が言ってくれますが、役所が閉まっている土日祝日だと、警備室みたいなところで預かっていただくだけなので、盛り上がりには欠けます(笑)

この婚姻届の提出日を結婚記念日とする人が多数です。

そのため、この提出日が重要視されてされています。

重複しますが、大抵は、「この日に提出する!」と決めて提出しに行くので、その日に出しに行き、不備があると、提出日がズレてしまうので、必ずその日に受理されるように、前もって一度役所に確認してもらうなどを行う人もいます。

 

婚姻届の提出

準備物が整い、婚姻届も記入し、提出日を決めたら、あとは役所に提出しに行くだけです。

提出する役所は、戸籍謄本取得のように本籍のある役所などの必要はなく、現在居住している役所に提出すればOKです。

私は、しなかったですが、この提出役所も特に指定はなく、大抵は居住している役所に出しますが、全国どこでも大丈夫です。

思い出の場所がある役所、2人とも好きな場所がある(ディズニーランドなど)役所などで提出するカップルもいるようです。

 

婚姻届受理証明書の受取(任意)

婚姻届を提出して、特に問題なければ、そのまま受理されて完了です。

もし、証明が欲しい場合は、提出した役所で、婚姻届受理証明書をもらうことができます。

役所にもよりますが、契約書みたいな堅い形式のものもあれば、賞状みたいなユニークなものもあります。

婚姻届受理証明書をもっていても、何か特別使えるわけではないですが、結婚の有無を証明する際には使えます。

例えば、サラリーマンやOLの方で、会社から結婚祝い金がもらえるなどの補助が出る場合は、婚姻届受理証明書などを会社に提出することで補助対象であることを証明できます。

 

 

まとめ:婚姻届を提出する前に一連の流れを理解しておこう

ここまで婚姻届提出の流れと気を付けた方が良いこともまとめました。

ちゃんと調べて進めれば、難しいことはないですが、何も調べずに提出すると流石に不備があるでしょう。

最低限の知識は持ちながら、スムーズに進めて、希望日にしっかりと婚姻届が提出できるようにしてください。

折角、決めた日からズレたら、結構ショックだと思います・・・。

 

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