2023年、Z世代をはじめとする若い世代の間で流行した『蛙化現象』。
本来は、「好きだった相手に好意を持たれた途端、嫌悪感を持ってしまう」といった現象を指します。
一方、現代の若者の間では、「好きな相手などの嫌な面を見て幻滅する、冷めてしまう」といった意味合いで使われています。
この蛙化現象によって、恋愛が上手くいかないと悩む人が増えていると考えられています。
そこで、蛙化現象のあるある行動や、起こりやすい人の特徴などをご紹介していきます。
目次
「蛙化現象」あるある行動の具体例!
食べ方が汚い・咀嚼音が気になる
- 食べこぼしが多いのが気になった。
- クチャクチャと食べる咀嚼音が気持ち悪いと感じた。
- 食べている時に口の中が見えてしまい、不快に思った。
- 箸の持ち方が変だった。
など、食事中のマナーで蛙化してしまう意見はとても多いようです。
どんなに性格や外見が良くても、食事のマナー1つで印象を大きく変えてしまうので、直していくことが大切です。
店員への態度が悪い
- 店員にタメ口を使っていて、引いた。
- 店員に対して偉そうな態度をとっていた。
- 広い席に移動したい。など、店員に無茶な要望を言っていた。
など、他人に対し、思いやりに欠ける行動が冷めるポイントのようです。
自分に対しては優しい人であっても、他人に対する行動が悪い人というのは、「本当に優しい人」なのではなく「好意のある相手に対して優しくする人」なのかもしれませんね。
公共の場でのマナーが悪い
- 平気でポイ捨てをしていた。
- 電車やバスで、大きな声を出したり、座り方がだらしない等、マナーが悪かった。
- 歩きタバコをしていた。
公共の場での、マナー違反は好きな相手でなくても良くないですよね。
冷めるだけでなく、一緒にいるのが恥ずかしい。という気持ちも加わってくるので、周りの人への配慮を心がけましょう。
過剰なナルシスト
- 鏡を見る回数が異常に多くて引いた。
- 食事中も持参した鏡を見て、髪をいじったりしていた。
- 自信過剰な言動ばかりで冷めた
過剰なナルシストは、自己中心的で相手をしっかりと見ていない。と思われてしまうのも要因のようです。
身だしなみを整えることはもちろん大切ですが、相手への気遣いも忘れないようにしましょう。
自分勝手・わがままな性格
- 思い通りにならなかった際、すぐ不機嫌になる。
- 相手の都合を聞かずに、自分の都合ばかりを押し付けられた。
- なにか問題が起こるとすぐ人のせいにしていた。
自分勝手な行動は、時に人を傷つけたり我慢させてしまい、一緒にいたくない。と思わせてしまいます。
自分の感情や都合を押し付けるのではなく、周りの人のことも思いやる行動が大切です。
番外編:理不尽、面白い「蛙化現象」
好きな人と両思いになれた瞬間冷めた
相手からしたら納得できないですよね。追う恋が好きな人であったり、自分に自信がない人がなりやすいようです。
店員さんを呼んだのに気付かれない
可哀想ではありますが、惨めに感じたり、おどおどする姿に冷めてしまうようです。
絵文字や「w」の使い方が気持ち悪い
若い世代からすると、おじさんっぽい絵文字を使ったり、「w」が多すぎると引いてしまうのだとか...。
つまづいたり転んでいる姿を見て冷めた
心配してあげてよ。と思うところではありますが、ダサい姿を見て冷めてしまうようです。
鼻息が荒くて冷めた
生理現象なので、しょうがないことではありますが、「生理的に無理」「耳障り」などと感じる方もいるようです。
「蛙化現象」が起きやすい人の特徴と克服方法
自己肯定感が低い
自分が好きだと思っていた人に振り向かれることで、
- こんな自分を好きになるなんて理解できない。
- 自分には釣り合わない。
- 相手にはもっと良い人がいるはず。
などといった理由から、気持ちが離れていってしまい、蛙化現象へと繋がります。
<克服方法>
自分に自信がないことから、蛙化が起きてしまっているなら、自分を責めずに受け止めて向き合うことが大切です。
自分磨きをしたり、肯定的な行動を心掛けてみるなど、小さな積み重ねから始めてみてはいかがでしょうか。
完璧主義
自分自身だけでなく、相手に対しても完璧を求めてしまい、
- 些細なことでも欠点を見つけると気になってしまう。
- カッコ悪い姿を見たくない。
などといった理由から、恋愛感情が冷めていく傾向があります。
片想いの間は相手を美化して見ていたことから、実際に関係が深くなると、理想と現実のギャップに耐えられなくなってしまうのです。
<克服方法>
自分も相手も欠点は持っているものです。
悪い部分だけを気にして見るのではなく、良い部分を改めて探してみたり、欠点を受け入れられるか真剣に考えてみるといいでしょう。
過去にトラウマがある
過去の辛い経験から、
- また傷つくかも
- また失敗を繰り返してしまうかも
などといった理由から、好かれても無意識に距離を置いてしまったり、突然冷めてしまうケースがあります。
自分自身と相手を信じて、前向きに恋愛していってほしいですね。
<克服方法>
トラウマを克服するのはとても難しいことかと思います。
まずは、失敗という経験を受け入れ、失敗で得た経験を次に活かす。という気持ちで向き合ってみてください。
他にも、交友関係を広げて気分転換をすることで、気持ちが晴れることもありますよ。
片思いや、追う恋愛が好き
自分から積極的に行くタイプなため、
- 追いかけている時のドキドキ感を楽しみたい。
- 相手から追われる恋愛には魅力を感じない。
などといった理由から、振り向いてもらった途端、目標や刺激を失い冷めてしまう傾向があるようです。
本当の愛情ではなく、自尊心を満たしているだけの可能性もあるのだとか...。
<克服方法>
両想いを目標にするのではなく、彼と一緒にしたいことや行きたい場所、相手に喜んでもらえることは何か、などを考えてみるようにしましょう。
相手を思いやることを大切にしたり、一旦恋愛から離れ、そのエネルギーを仕事や趣味に向けるのも良いかと思います。
また、急がずゆっくりと関係を築いていくことで、いつしか振り向かせるという目標は薄れていき、蛙化が起きにくくなる場合もあります。
「蛙化現象」されてしまった側の対処法
距離を置く・そっとしておく
相手が蛙化に陥っている場合、一時的に距離を置いたり、そっとしておくことも大切です。
お互いに考える時間ができたり、気分転換をすることで良い方向に向かう場合もあります。
それでも解決されない場合は、割り切って離れる選択をしてもいいでしょう。
話し合いの時間をつくる
急に距離が空いたり、そっけなくされるとモヤモヤしますよね。
相手と真剣に向き合い、話し合いをすることで、何か改善策が見つかるかもしれないです。
自分磨きや趣味の時間を増やす
相手に蛙化されたことで、自信をなくしてしまう方もいるかと思います。
そんな時は、趣味に打ち込んだり、自分磨きをすることで前向きな気分になれるでしょう。
別れ・離れることを選ぶ
正直、理不尽な蛙化現象はたくさんあります。
そんな時は、無理に相手に合わせることなく、いさぎよく離れることを選択するのも一つの手です。
新しい恋の道に進むことも視野に入れてみましょう。
まとめ:「蛙化現象」に向き合って克服しよう
今回は、恋愛において深刻な悩みの一つ「蛙化現象」についてご紹介しました。
基本的には、マナーがなっていない部分に蛙化現象を覚える人が多いため、直せる部分はお互いに注意しあったり、直す努力をしてみることが大切です。
ただ、克服したいのにどうしても蛙化現象が起きてしまう。と悩んでいる方もいらっしゃいます。
そんな時は自分を責めたりせず、まずはその気持ちを受け入れ、時には人に相談してみるといいでしょう。
また、自分の気持ちや相手の魅力を見直してみたり、自分磨きを行うなど、対処することで楽しい恋愛が待っていますよ。
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