日本の離婚率は、約3割とも言われているほど、増加傾向にあります。
前提として、離婚することが悪いことではないケースも。
後ろ向きの離婚もあれば、前向きな離婚もあるので、理由にもよりますが、離婚の決断が良い方向へ向かうこともあります。
今回は、そんな夫婦の離婚の原因になりうることをいくつかまとめましたので、紹介します。
目次
夫婦が別れる(離婚)原因
早速、紹介していきます。
不倫
まずは、王道から記載していきます。
不倫があった場合は、躊躇なく別れる人は多いでしょう。
子供などがいる場合、許して、そのまま夫婦生活を続ける人もいますが、大抵はすぐ離婚するか、すぐ離婚しなくても、子供が大きくなったら、離婚するケースが大半です。
不倫してすぐは、一旦許すけど、月日を重ねるにつれて、やっぱり許せずに離婚することも。
また、不倫の場合は、財産分与や慰謝料などかなり揉めます。
バレなきゃ不倫してもいいと言う方もいますが、そのうちボロが出て、バレるのがオチでしょう。
生活リズムのすれ違い
一緒に住んでいるのに、片方が全然家にいないなどが続くと夫婦の意味が見いだせなくなります。
仕事があるので、しょうがないという意見もありますが、それでも我慢の限界が来ると難しくなります。
「1週間の〇〇曜日だけは、一緒に夕食をする」など何か最低限の一緒に過ごす時間を設けるなどが必要かもしれません。
また、仕事ならまだしも、仕事以外のプライベートな遊びで生活リズムのすれ違いが起きている場合は、余計危ないです。
一緒に入れる時間をなぜプライベートに全振りするの?となってしまいます。
DV
DVも周りから聞く離婚の原因の1つです。
結婚する前は優しかったのに、結婚した途端に急に豹変する人がいます。
結婚前に見抜けないのか、と外から見たら思いますが、DVされた本人に聞くと、本当に見抜けないらしいです。
DVする人の気持ちは全く理解できませんし、この場合は、できるだけ早く離婚するのが吉ですね。
想像できると思いますが、DVするのは女性ではなく、男性の方が多いです。
DVと聞くと、暴力などを振ることをイメージしがちですが、言葉で罵倒する、常に見下すなど様々なDVがあります。
DVされても我慢する方もいるようですが、友達などに相談して、早めに別れる決断をしてください。
また、DVについては、警察がどの程度介入できるかは頻度や証拠などにもよりますが、別れたくても別れられない時は、警察の力も借りてでも解決した方が良いでしょう。
お金の価値観
お金の使い方含む価値観も離婚の理由になりがちです。
極端な例ですが、お金もないのに、次々にブランド物を買うような人同士が結婚すれば、それはそれで価値観があっているのかもしれませんが、片方でそうでない場合は、合わないですよね。
お金があれば、この問題は解決されるかもしれませんが、そうでない場合は、収入と支出のバランスとそれに合った使い方をするのが一般的でしょう。
また、借金なども離婚の原因になりがちです。
・ギャンブルを一切やめない
・キャバクラなどで豪遊する
・遊ぶために、消費者金融からお金を借りる
・パートナーにお金を借りる
何か正当な理由のある借金であれば、目を瞑ることができるかもしれませんが、娯楽や私利私欲のための場合は、許すのは難しいでしょう。
一度、借金してしまうとそこから歯止めが効かなくなってしまうことが往々にしてあるので、最初の借金をいかに止めるかが大事です。
好きな気持ちがなくなった
好きな気持ちがなくなったから、離婚するなんて子供みたいなことをするな、と思われる人もいるかもしれません。
しかし、実際には、好きではない人と一緒にいるのが辛い人もいます。
そのような感情を押し殺して過ごすようであれば、離婚する方が良いと考えるのでしょう。
難しいところですが、不倫される前に、「別に好きな人ができたから別れて」と言われた方が不倫されるよりも正々堂々としていて良いのでしょうか・・。
これは意見が分かれそうなところです。
夜の営みレス
夜の営みを甘く見ている人がいますが、これは夫婦関係において非常に大事なことです。
レスが続いたが故に、不倫に走る人も少なくないです。
レスについては、これといった予防策はないと思いますが、レスになりかけてもその期間を延ばさないことが大事です。
レス期間が空けば空くだけ、行為をするタイミングや雰囲気の作り方がわからなくなり、徐々に避けるようになってしまいます。
そうなる前に、早く2人で行為をする時間を作ってください。
具体的な期間を明記するのは難しいですが、半年レスになると、相当厳しいかもしれません。
3ヶ月レスになる前に、絶対になんとかした方がいいです。
義両親と相性が合わない
これも離婚の原因になりうるでしょう。
まだ義両親と一緒に住んでいなかったり、会う頻度が少ない時は、あまり心配はないです。
例えば、
・将来の介護を見据えて一緒に住む
・子供ができて頻繁に家に来るようになる
など、接触頻度が増えると、問題になりがちです。
特に、義両親と一緒に住むのはどうしても無理!と考える人は多く、結婚する前に確認必須にしてる人もいるでしょう。
これは、私の個人的見解も入っていますが、婿舅よりも嫁姑の方が仲が悪くなる確率が高い印象を持ちます。
嫁姑問題は、本当に収集つかないほど揉めてしまうこともあるので、気をつけなければなりません。
長期転勤
仕事で、海外に転勤になった場合なども可能性としてはあります。
その転勤について行くのであれば、問題ないですが、ついて行かずに数年別居状態などとなると難しいかもしれません。
別居自体が嫌になるケースもあれば、別居中に、好きではなくなったり、別の好きな人ができたり、などの可能性もあります。
遠距離恋愛・結婚は難しいですよね・・・。
まとめ:夫婦が別れる(離婚)原因を把握し、できることからしよう
ここまで、夫婦が別れる原因についてまとめてきました。
円満な別れならいいですが、納得のいかない別れ方はなるべくしたくないですよね。
そのためにも、原因を把握しておき、相談できる部分については早めに相談して解決してください。